19 May 2023
毎シーズン、様々な新作が誕生する化粧品業界。
どんどん成分や処方が進化していくのは嬉しいですが、どれを選んでいいか迷ってしまうこともありますよね。
そんな時は、あえてロングセラーの定番コスメを使ってみるのがおすすめ！
長年愛され続けているアイテムだから、納得いくケアが楽しめます。
今回は、ロングセラーの中でも特に歴史の長いアイテムをご紹介します。
クレーム ドゥ･ラ･メール
税込 ¥39,600
引用元:クレーム ドゥ･ラ･メール | ドゥ・ラ・メール公式オンラインショップ | DE LA MER
クレーム ドゥ・ラ・メールは、高級クリームの代名詞的存在。
ブランドを代表するアイテムでもあり、日本上陸以来高い人気を誇ります。
ドゥ・ラ・メールが日本に上陸したのは1999年。
1999年発売でもロングセラーな印象ですが、海外ではそれ以前からクレーム ドゥ・ラ・メールを販売しています。
クレーム ドゥ・ラ・メールはなんと50年以上も処方を変えずに販売し続けており、時代が進んでも変わらないミラクル ブロスの不変のパワーを感じさせますね。
クレーム ドゥ・ラ・メール最大の特徴は、やはりブランドを象徴する成分・ミラクルブロスを配合している点。
ミラクルブロスは、カナダ バンクーバー沖に生息している生命力の強い海藻、ジャイアントシーケルプから生まれた成分です。
保湿、キメを整える、ツヤ感を与える、抗炎症などの効果が確認されていますが、ミラクルブロスにはまだ未解明の部分もあるんだとか。
クレーム・ドゥ・ラ・メールは、これから先の未来も愛され続ける超ロングセラーとなりそうです。
アルビオン 薬用スキンコンディショナー エッセンシャル
110ml価格 ￥3,850（税込）
165ml価格 ￥5,500（税込）
330ml価格 ￥9,350（税込）
引用元:薬用スキンコンディショナー エッセンシャル〈化粧水（敏感肌用）〉 | ALBION
日本生まれのデパコスロングセラースキンケアといえば、アルビオンの「薬用スキンコンディショナー エッセンシャル」。
スキコンの愛称で知られ、親子での愛用者も多いです。
スキコンが初登場したのは今から約47年前の1974年。
素肌美がコンセプトの「グランデューク」ラインの化粧水として登場しました。
当時の化粧水はピンクや紫など色付きのものが主流でしたが、スキコンは発売当初から真っ白な見た目をしていました。
現在は白い化粧水は珍しいものではありませんが、当時は乳化技術が未発達で、水分と油分をきれいに混合することができませんでした。
そんな中アルビオンは新しい乳化技術を開発し、スキコンを生み出したんですね。
スキコンはその後、何度かリニューアルを繰り返し、現在でも愛され続けています。
2017年からは、ハトムギエキスの原料となる「北のはと」がオーガニックに。
今後も時代に合わせた進化が期待できそうです。
スキコンは、敏感肌用の化粧水です。
肌のゆらぎが気になるときにも、しっかり潤いを与えて透明感をサポート。
普段使いにも、ゆらぎ肌のレスキューにも活躍してくれますよ。
SK-II フェイシャルトリートメントエッセンス
引用元:フェイシャル トリートメント エッセンス 化粧水 | SK-II (SK2 エスケーツー)
SK-IIは、多くの人が憧れるスキンケア系ハイブランド。
P＆Gグループの傘下で世界中から愛され続けていますが、実は日本生まれのブランドなんです！
SK-IIが生まれたのは1980年。今から約40年も前にさかのぼります。
当時の化粧品開発研究員が、日本酒を作る杜氏の手肌に衝撃を受けたことをきっかけに、発酵と酵母の研究がスタート。
その研究の中からブランドを代表する天然由来成分「ピテラ」が生まれ、ピテラを豊富に配合した「フェイシャル トリートメント エッセンス」が発売されました。
ピテラには肌がもともと持つ天然保湿因子と同じ成分をいくつか含んでいる上、さらに50種類以上のビタミン、アミノ酸、ミネラル類などを含んでいます。
栄養豊富だから様々な肌悩みに多角的にアプローチし、クリアな素肌へと導いてくれるんですね。
シスレー エコロジカルコムパウンド
サイズ 125ml ￥25,850
引用元:エコロジカル コムパウンド ⋅ シスレーのロングセラー
美容乳液 ⋅ Sisley Paris
SK-IIのフェイシャルトリートメントエッセンスと同年、フランスでは「シスレー エコロジカルコムパウンド」が誕生しました。
発売から約40年たった今でも、シスレーを代表するスキンケアアイテムとなっています。
当時から処方は一度も変更されておらず、変わらず愛され続けているすごいアイテム。
現在ブームとなっているシカコスメ共通成分のツボクサエキスも配合されており、シカコスメの先駆けと言ってもいい存在です。
エコロジカルコムパウンドは、水分と油分を補う美容乳液です。
ツボクサエキスをはじめ、スギナエキス、朝鮮ニンジンエキスなど植物由来成分が柔らかくつやのある肌へ導きます。
乾燥やほこりなど外的ストレスからも肌を守ってくれ、アンチポリューションの先駆けともいえそうです。
40年間変わらない魅力を、ぜひ試してみてください。
エスティ ローダー アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス
30mL – 税込¥10,450
引用元:Advanced Night Repair Synchronized Multi-Recovery Complex | エスティ ローダー公式オンライン ショップ
エスティ ローダーの「ナイト リペア」は、日本に美容液という概念を生んだといっても過言ではないアイテム。
今から約37年前、スキンケアといえば保湿が中心だった日本に、眠っている間にダメージを修復するという新しいアプローチを謳った化粧品として登場しました。
1991年には、昼間も使える「アドバンス ナイト リペア」に進化、これも大ブームに。
その後3回のリニューアルを繰り返し、現在は「アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス」として販売されています。
どんどん多機能となり、魅力が増してきているアイテムです。
「アドバンス ナイト リペア SMR コンプレックス」は、昼は乾燥など外的ストレスから肌をガード、夜は潤いを補給してくれるハイブリッドなコスメ。
潤い不足だけでなく、エイジングサインやくすみにまでアプローチしてくれます。
24時間ずっとケアし続けてくれる嬉しいアイテムです。
ラ・プレリー スキンキャビア
引用元:SC リキッドリフト | 50 ml / 1.7 oz | 引き締まった肌印象へ導く美容液 | ラ･プレリー
ラ・プレリー スキンキャビアコレクションは、1987年に誕生し、今もなお愛され続けているロングセラーです。
平成2年に大ブームとなったスキンキャビアは、現在「SC リキッドリフト」として発売されています。
キャビアパールとエマルジョンの2つのテクスチャがそれぞれ容器内の別の空間に入っており、手のひらに出す時にブレンドされます。
いつでもフレッシュな美容液が、肌に馴染んでツヤとハリに満ちた仕上がりに導いてくれます。
贅沢に同じラインのアイテムと組み合わせて使うのもおすすめです。
日本生まれのプチプラロングセラー
デパコスだけでなく、プチプラコスメも実はロングセラーの宝庫なんです！
当時の雰囲気を残したレトロなデザインも多く、ノスタルジックな気分でスキンケアを楽しめます。
デパコス系ロングセラーより歴史が長いものが多く、化粧品の歴史を感じることができますよ。
いくつかおすすめをピックアップしてご紹介します。
牛乳石鹸
引用元:赤箱と青箱の違い | カウブランド 赤箱 | 牛乳石鹸共進社株式会社
レトロな洗顔用固形石鹸といえば、「牛乳石鹸」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
牛乳石鹸はしっとりタイプの「赤箱」、さっぱりタイプの「青箱」があり、赤箱は1928年発売、青箱は1949年発売とどちらもロングセラーです。
赤箱が発売された1928年は、ミッキーマウスとミニーマウスが生まれた年でもあります。
発売から90年以上経っても愛され続けているなんてすごいですね！
牛乳石鹸はこれまで何度もデザインが変更されており、その変遷は公式サイトで見ることができます。
赤・青地に牛という基本は変わりませんが、実は時代によって雰囲気が大きく変わっています。
好みのデザインを探してみるのもおすすめです。
明色美顔水
商品名 明色美顔水 薬用化粧水
内容量 90mL
価格 880円(税込)
引用元:美顔水 – 130年の超ロングセラー!ニキビといえば明色美顔シリーズ｜商品一覧|明色化粧品公式サイト
日本初の化粧水と言われる「明色美顔水」は、明治18年(1885年)に発売された超ロングセラー。
当時は「にきびとり美顔水」という名前で、明色化粧品の創業者がニキビに悩む妻のために作ったのが始まりなんだとか。
西洋医学に基づいて作られたアイテムだから、現在は医薬部外品として販売されています。
角質を柔らかくて除去する有効成分サリチル酸と、アクネ菌の繁殖を防ぐ有効成分ホモスルファミンのW配合。
毛穴やニキビ、テカリが気になる方におすすめです。
「明色美顔水」は現在でもレトロな雰囲気のパッケージで販売されています。
通常版だけでなく、すみっコぐらしなど人気キャラクターとコラボした限定デザインが発売されることも！
新鮮な気持ちでコスメを楽しみたい方にもおすすめです。
大島椿
40mL／ 1,210円(税込) 60mL／ 1,650円(税込) 120mL／ 2,530円(税込)※通販専売品
引用元:大島椿（椿油100％/マルチオイル） | 大島椿ヘアケアシリーズ
ヘアオイルの定番、「大島椿」は1927年に誕生しました。
現在ではプチプラヘアオイルとして人気の大島椿ですが、当時は高級品。
一瓶まるごとは高くて買えないという人のために、訪問販売での量り売りも行われていたそうです。
1930年には、一流品ばかり扱う大手百貨店でも取り扱われるように。
現在はスーパーやドラッグストアで手軽に手に入りますが、当時は立派なデパコスだったんですね！
大島椿は、100％椿油でできています。 椿油は世界三大オイルの一つに数えられ、ヘアケアとの相性抜群！
頭皮や肌にも使えるので、乾燥が気になる部分のケアにおすすめですよ。
マダムジュジュ
引用元:製品一覧｜マダムジュジュ｜小林製薬
レトロな化粧品と言われて、マダムジュジュを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
マダムジュジュは、1950年生まれのエイジングケアクリーム。
「25歳はお肌の曲がり角」という言葉は、マダムジュジュの広告から生まれたんだとか！
当時は25歳がお肌の曲がり角と言われていましたが、現代はライフスタイルの変化により40代がお肌の曲がり角と言われています。
お肌の曲がり角を感じたら、ぜひマダムジュジュを試してみてください。
マダムジュジュは、歴史あるバニシングタイプのテクスチャ。
油分が多く、肌に着けて時間が経つと見えなくなっていくのが特徴です。
肌に残ったクリームをコットンでふき取ると、古い角質もやさしくオフしてくれます。
マダムジュジュの香調は発売当初から変わっておらず、当時の雰囲気を感じることができます。
独特な匂いで苦手……という方は、2016年に発売されたホワイトフローラル調の「恋する肌 フローラルの香り」がおすすめ。
現代女性に向けた香りなので、心地よくスキンケアが楽しめます。
ヘチマコロン
ヘチマコロンの化粧水 60mL ¥430
ヘチマコロンの化粧水 230mL ¥990
ヘチマコロンの化粧水 400mL ¥1,430
引用元:ヘチマコロンの化粧水 | 株式会社ヘチマコロン ヘチマコロンは、1915年(大正4年)発売のロングセラーです。
当時は商品の宣伝のために画家の竹久夢二を起用したり、トーキー映画に広告を出したりと積極的なアピールが行われます。
弱酸性の化粧水で、肌のきめを整えて潤いを与えてくれます。
お子さまの肌やボディにも使える便利なアイテム。 価格もプチプラで、たっぷり使えますね！
クラブ洗粉
クラブ 洗粉 3g×30包 1,650円（税込）
引用元:クラブ 洗粉｜クラブコスメチックス
クラブ洗粉は、現在も続く化粧品メーカー・クラブコスメチックスの自社製造第1号商品です。
当時は外国製石鹸の輸入が盛んで、洗顔にも使われていました。
しかし、石鹸ではなく日本に古来からある「洗粉」に着目。
石鹸より肌荒れしにくく、大ヒットとなりました。
当時はお風呂屋さんの前を通るとクラブ洗粉の香りがすると言われるほど浸透していたんだとか。
個包装になっているので、旅行用にも使えて便利ですね。
記事作成日:2021年4月15日
記事更新日:2021年5月3日
2023年5月19日
化粧品・香水・美容家電や美容関連グッズの買取はお任せください。
使いかけでもOK!細かな査定結果をご連絡します！詳しくはクリック！
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
