4 Sep 2023
美容大国というと、アジアでは韓国、ヨーロッパではフランスを思い浮かべます。
近年は韓国コスメが非常に人気ですが、フランスコスメは日本での歴史も長いブランドが多く、すでに日常の中に溶け込んでいます。
フランスの化粧品ブランドの製品はラグジュアリーで、使っていて幸せな気分になれるものばかり!
今回は、意外と知らないフランス発の化粧品ブランドをご紹介します。
シャネル(CHANEL)
引用元:フレグランス – CHANEL – Official site
シャネルは、化粧品にあまり詳しくない方でも知っているほどの有名ブランド。
化粧品好きなら、誰もが憧れるラグジュアリーブランドですよね。
コスメだけでなく、服飾品やアクセサリー、時計などもラインナップしています。
そんなシャネルは、1909年にフランスでココ・シャネルが開業しました。
化粧品や洋服で有名なシャネルですが、最初は帽子屋さんだったんだとか!
1921年にシャネル初の香水「No.5」を発売。
未だに愛され続けている、超ロングセラーとなりました!
日本に上陸したのは1994年。それ以来、日本でも憧れのブランドとなっています。
ゲラン(GUERLAIN)
引用元:GUERLAIN ⋅ Perfume designer ⋅ Makeup ⋅ Skincare
ゲランは、香水やスキンケア、メイクアップなど幅広いアイテムをラインナップしており、どの分野も非常に人気があるブランド。
高価格帯の化粧品も多く、大人の女性に人気なイメージです。
ゲランは、1828年にピエール=フランソワ=パスカル・ゲランが設立しました。
約200年もの歴史がある、老舗のブランドです。
最初のころは、イギリスから輸入したせっけんや、複数の花の香りを使った香水を販売していました。
当時の香水は1つの花の香りが当たり前だったので、ゲランの香水は革新的だったんですね。
20世紀に入ってからは、「シャリマー」や「ミツコ」など、いまでも愛されているロングセラー香水を続々発表しています。
人気のフェイスパウダー「メテオリット」は、1987年発売。
香水だけでなく、化粧品もロングセラーなんですね!
ジバンシイ (GIVENCHY)
引用元:GIVENCHY BEAUTY ∷ Official Store ∷ GIVENCHY
ジバンシイも、基礎化粧品、メイクアップ化粧品、香水と幅広いアイテムを扱っているブランド。
あのロゴマークにはあこがれてしまいますよね!
ジバンシイは、ユベール・ド・ジバンシイが1952年に設立しました。
化粧品だけでなく服飾・装飾品も人気で、オードリー・ヘプバーンやケネディ家も愛用。
オードリー・ヘプバーンは、ジバンシイの衣装を「ティファニーで朝食を」などの有名映画で着用しています。
また、ケネディ家の女性たちは、ジョン・F・ケネディの葬儀にジバンシイがデザインした喪服で参列しました。
近代の歴史に寄り添ってきたブランドなんですね!
過去には、高級車のリンカーンや、日産自動車のローレルなど、自動車とのコラボもあったそうです。
ディオール(Dior)
引用元:DIOR | ディオール 公式オンラインブティック
ディオールも、デパコスの中で特に人気が高いブランド。
幅広い商品ラインナップで、若い世代からも大人世代からも愛されています。
ファッションショーとのかかわりが深く、プロのような仕上がりを叶えてくれるメイクアップコスメが人気です。
ディオールは、クリスチャン・ディオールが1946年に創業しました。
創業の翌年、1947年には「パルファン・クリスチャン・ディオール」もスタート。
未だに愛され続けている香水「ミス ディオール」は、ディオール初の香水でもあります。
1950年には、東京でショーを開催。日本でショーを行った欧州のハイブランドはディオールが初!
昔から日本とのかかわりも深いんですね。
イヴ・サンローラン(YSL)
引用元:イヴ・サンローラン・ボーテ公式オンライン ブティック|yslb.jp
イヴ・サンローランは、かつてディオールで主任デザイナーを務めていたイヴ・サンローランが創設したブランドです。
彼は1958年からディオールのデザイナーを務め、62年に独立。イヴ・サンローランを設立します。
イヴ・サンローランはアパレル系中心の「イヴ・サンローラン」と、化粧品・香水が中心の「イヴ・サンローラン・ボーテ」に分かれています。
「イヴ・サンローラン・ボーテ」は幅広いラインナップを取り揃えていますが、特に人気が高いのが口紅。
スティックタイプ、リキッドタイプ、ティントタイプなど種類豊富で、どれも人気が高いです。
「ルージュ ヴォリュプテ シャイン」は婚活リップとも呼ばれており、ブランドのアイコンのようなコスメ。
特に若い世代から人気が高いブランドです。
ちなみに、トム フォード ビューティーのトム フォードは、イヴ・サンローランでクリエイティブ・ディレクターを務めていました。
ロクシタン
引用元:「ハンドクリーム で手肌美人」ハンドクリーム の効果的な使い方・塗り方ポイント集|ハンドケア|ロクシタン公式通販
ロクシタンは、1976年にオリビエ・ボーサンが設立したブランド。
シアバターなど、自然な原料を使って作った化粧品が人気です。
スキン、ボディ、ヘアケアなど肌をいたわりながら使えるコスメが中心で、フレグランスも人気。
植物療法やアロマテラピーの理念に基づいて作られており、ナチュラルなイメージがあります。
環境への配慮や女性の自立支援などたくさんの活動を行っており、信頼できるブランドですね。
1996年の日本上陸以来、国内でも人気のブランドとなっています。
80か国以上に店舗を展開していますが、特に日本、台湾、香港での人気が高いんだとか!
日本に進出する前は、シアバターはパリ土産の定番でした。
ロクシタンはお土産になるほどの、フランスの象徴のようなブランドなんですね。
クラランス
クラランスも、植物由来の成分が魅力のナチュラルな化粧品で人気。
スキン、ボディケアやメイクアップなど多彩な製品が発売されています。
クラランスを創設したのは医師を目指していたジャック・クルタン・クラランス。
1954年に彼は、病院では解決できない女性たちの悩みを解消するために、サロン「アンスティテュ クラランス」を開きました。
日本に上陸したのは1986年。エステサロンとしても、第1号店が1998年にオープンしています。
価格帯が高めで、大人世代に人気のイメージがありましたが、2019年に10~20代向けのライン「マイクラランス」がデビュー。
若い世代からも支持されるブランドになっています。
ランコム
引用元:ランコム公式オンラインショップ
ランコムは、スキンケア、メイクアップ、フレグランスと、幅広いラインナップが特徴のブランド。
どの分野にも人気アイテムがあり、安定感があるイメージがありますね。
そんなランコムは、1935年にアルマン・ブティジャンが香水ブランドとして設立しました。
デビュー時には、5種類の香水とスキンケア製品を発表。
ブランド初期はバラをフレグランス、睡蓮をスキンケア、天使をメイクアップのエンブレムとしていました。
このバラのエンブレムが、現在のランコムのイメージにつながっているんですね。
ランコムの日本上陸は1978年と、ほかのブランドより早め。
日本とのかかわりも深く、研究所や工場、リサーチセンターなどが日本にあり、日本人女性に向けた処方のコスメも多いです。
フランスのブランドですが、国内ブランドのように日本人の肌を気遣ってくれるので、安心して使えますね。
レ・メルヴェイユーズ ラデュレ
引用元:チーク | 商品紹介 | レ・メルヴェイユーズ ラデュレ
ラデュレの名を聞いた時、コスメを思い出す人もいれば、マカロンを思い出す人もいるかもしれません。
化粧品ブランドのレ・メルヴェイユーズ ラデュレは、フランス パリの老舗パティスリー「ラデュレ」から2011年に生まれたメイクアップライン。
「美しき裏切り」がコンセプトで、チークに力を入れています。
花びらの形をしたチーク「フェイス カラー ローズ ラデュレ」は独創的でかわいい見た目で、非常に人気が高いです。
パティスリーとしてのラデュレは、1862年創業。
マカロンが有名で、フランス土産の定番となっています。
日本にも都内を中心にいくつか店舗があり、アフタヌーンティーも楽しめますよ。
ラ ロッシュ ポゼ
引用元:ラ ロッシュ ポゼ公式通販サイト│敏感肌のためのスキンケアブランド
敏感肌向けの化粧品で人気のラ ロッシュ ポゼは、1975年に薬剤師のルヴァイエ氏が設立したブランドです。
ラ ロッシュ ポゼ最大の特徴は、フランス中西部のラ ロッシュ ポゼ村の湧き水「ラ ロッシュ ポゼ ターマルウォーター」を配合していること。
ひどい皮膚の異常が起きていた馬がラ ロッシュ ポゼの泥水で満ちた穴に落ちてしまい、翌日になってから助け出されたところ皮膚が見違えるほどに美しくなっていたという伝説がブランドの始まりとなっています。
19世紀にナポレオンが兵士の皮膚のケアのための施設をラ ロッシュ ポゼに作り、1905年にターマルセンターが設立。
1913年にフランス医学アカデミーがターマルセンターを水によるスキンケアセンターとして認定しました。
現在でもターマルセンターでは、皮膚科医が常駐し、ターマルウォーターを使ったスキンケアプログラムを実施しています。
そんなターマルウォーターをたっぷり含んだ化粧品だから肌に優しく、いろんな効果が楽しめるんですね。
メルヴィータ
引用元:オーガニックコスメ Melvita メルヴィータ 公式サイト
メルヴィータは、フランスでの知名度ナンバーワンのオーガニック認証コスメブランド。
1983年に、生物学者であり養蜂家でもあるベルナー・シュビリアが創設しました。
ほぼすべての製品がヨーロッパのオーガニック認証を取得しており、信頼して使えるコスメがそろっています。
メルヴィータが生まれたフランスのアルデーシュ地方は、23,000種以上の植物が生息している自然豊かな地域。
都会的なイメージがあるフランスですが、自然も豊かなんですね!
メルヴィータといえば、アルガンオイルやロルロゼアクティベートボディオイルなど、植物由来のオイルが人気。
植物を使ったナチュラルなケアや、オイル美容に興味がある方にお勧めです。
クリスチャン・ルブタン
引用元:ビューティ – リップカラー – ルージュルブタン | クリスチャン ルブタン公式サイト| Christian Louboutin
クリスチャン・ルブタンは、フランス出身のファッションデザイナーであるクリスチャン・ルブタンが1992年に設立した女性向けの靴ブランドです。
靴底に赤いマニキュアを塗るという着想から生まれたレッドソールの靴が有名ですね。
2012年には化粧品部門の「クリスチャン・ルブタン・ボーテ」がスタート。化粧品ブランドとしても知名度を上げています。
「クリスチャン・ルブタン・ボーテ」のコスメやフレグランスは、独創的でゴージャスな形状が特徴。
ブランドを代表するリップ「リップカラー」はジュエリーのようなデザインで、付属のリボンを通せばペンダントにもなります。
リップカラーを代表する色は、究極の赤「ルージュ ルブタン」。
レッドソールから着想を得て生まれた色で、どんな女性にもよく似合います。
一度は唇にまとってみたくなる、憧れのカラーですね。
アベンヌ
引用元:アベンヌ Eau Thermale Avène
アベンヌは、南仏ラングドック地方のアベンヌ村に湧き出る温泉水を使ったコスメで人気のブランドです。
アベンヌを販売するピエール ファーブル社は、1961年に設立されました。
1975年にピエール ファーブル社がアベンヌ温泉水の源泉を1975年に買い取ったことがアベンヌの始まりです。
アベンヌのスキンケアは、皮膚科学に基づく研究により開発されています。
低刺激で敏感肌にも対応しており、フランスでは主にカウンセリングを通じて販売されています。
アイコン商品の「アベンヌ ウオーター」は、アベンヌ温泉水100%の化粧水。
生後1か月以上から使えるので、赤ちゃんの肌のお手入れにもおすすめです。
他にも敏感肌向けのクレンジングや洗顔、保湿ジェルなどを取り扱っています。
優しい使い心地のコスメをお探しの方におすすめのブランドです。
イヴ・ロシェ
引用元:イヴ・ロシェ公式通販 | フランスNo.1ビューティーケアブランド
イヴ・ロシェは、フランス北西部にあるブルターニュ地方の小さな町ラ・ガシリで生まれたブランドです。
1,500種類以上の植物が生育する植物園を所有しており、様々な新製品を開発しています。
自社農園では植物を有機栽培しており、こだわりぬいた原料を使用していますよ。
さらに、世界各地に残る伝説、伝承、文献を調べ、世界250か所から植物原料を集めています。
環境保護にも力を入れており、信頼感のあるブランドです。
スター製品は「リンシングビネガー」。
コンディショナーの後に洗い流すだけの新感覚ヘアケアです。
水のようにさらさらとしたテクスチャがユニーク。 軽く地肌マッサージした後すすぐだけで、サラサラの髪に導いてくれますよ。
他にもスキンケアやボディケア、フレグランス等をラインナップ。 普段のケアを少し楽しくしてくれるブランドです。
ニュクス
引用元:ニュクス(NUXE)公式オンライン ショップ
ニュクスは、1989年にフランスで生まれたブランドです。
ブランド名の由来は「Nature(自然)」と「Luxury(贅沢)」の融合。
「自然」「効果」「肌への喜び」がブランドの哲学となっています。
鉱物油や動物由来成分、パラベンは使っておらず、フェイスケア製品はノンコメドジェニックにこだわっています。
リサイクル素材を使用しており、環境に優しいのも嬉しいポイントです。
ニュクスを代表するアイテムは「プロティジュー オイル」。 1本で髪、身体、肌に使えるマルチなアイテムです。
30年以上パリジェンヌから愛され続けており、贅沢な潤いを全身に与えてくれます。
DIPTYQUE(ディプティック)
引用元:Diptyque Paris | Official Website
DIPTYQUE(ディプティック)は、1961年からの長い歴史を誇るフレグランスメゾンです。
パリのサン・ジェルマン大通り34番地に3人のクリエイターが集まったことからブランドの歴史はスタートしました。
始めは彼らが旅先で選んだ珍しいオブジェなどを販売していましたが、オープンから2年後、初のオリジナルフレグランスキャンドルを発売することに。
これが現在のディプティックのフレグランスの原点となっています。
ディプティックでは、様々な種類のフレグランスが発売されています。
オードトワレやキャンドル、ボディケアなど様々なシーンで香りを楽しめ、日常生活を華やかにしてくれますね。
ラグジュアリーなブランドですので、プレゼントにもおすすめです。
シスレー
引用元:SISLEY(シスレー) – スキンケア、メイクアップ、フレグランス、ヘア リチュアル バイ シスレー – Sisley Paris
シスレーは、1976年にパリで生まれたブランドです。
一族経営のブランドで、創業者の妻であるイザベルは今も強い存在感を放っています。
創業者夫婦の娘・息子、孫も社内で活躍。
この10年間で売上高を倍増させており、さらなる躍進が期待できます。
シスレーはスキンケア、メイクアップ、ヘアケアなど幅広い製品を展開。 特にケア系アイテムが人気です。
「エコロジカルコムパウンド」は、ブランドを代表するロングセラー。
シカブームの遥か前からツボクサエキスを配合していました。 常に最先端を行く人気ブランドです。
ロジェ・ガレ
引用元:ロジェ・ガレ公式オンラインストア|ROGER & GALLET
ロジェ・ガレは1862年にパリで生まれたブランドです。
1693年に生まれた万能薬「アクア・ミラビリス(驚異の水)」をオーデコロンに進化させたことがブランドの起源となりました。
その後世界初の芯まで香る石鹸を発明。 現在は香水やハンドクリームなど、香りを楽しめる製品を中心に販売しています。
ギフト向けのセット製品が充実しており、プレゼントなどにもおすすめです。
ロレアル・パリ
引用元:ロレアル パリ L’ORÉAL PARIS
ロレアルは、フランス生まれの世界最大の化粧品会社です。
多くのブランドがロレアルの傘下となっています。
ランコム、キールズ、イヴ・サンローラン、シュウ ウエムラなど様々なブランドがロレアルグループです。
メインブランドであるロレアル・パリは、ヘアカラーからスタートしたブランド。
ヘアカラー以外にもヘアケア、カラーメイク、ベースメイクなども取り扱っていました。
しかし、日本からはヘアケア・ヘアカラー事業以外は撤退してしまっています。
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記事作成日:2020年7月22日
記事更新日:2020年7月31日
2020年8月7日
2023年2月13日
2023年6月21日
2023年9月4日
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