20 Jun 2023
エルメス(HERMES)は、シャネル、ルイヴィトンと並ぶ世界三大ブランドの一つに数えられています。
1847年開業という超老舗ブランドでありながらも、未だに高い人気を誇り、流行を作り続けています。
世界中のセレブたちから愛されており、誰もが憧れる超人気ブランド！
今回は、そんなエルメスの定番・人気バッグ5種類をご紹介します。
エルメス入門におすすめですよ。
オータクロア
引用元:《オータクロア》 | Hermès – エルメス-公式サイト
オータクロアは、エルメスの歴史を語るのに絶対に外せない、エルメス初のバッグです。
もともと馬具工房だったエルメスは、馬具制作の技術を使い、1892年にオータクロアを制作。
乗馬用のサドルバッグを改良して婦人用バッグにしたものですが、鞍と乗馬用ブーツを収納するためにデザインされており、当時は馬具の延長的な存在だったようです。
その後自動車の普及が進むと、アータクロアは乗馬用のバッグとしてより、旅行用のバッグとして使われることの方が多くなっていきました。
オータクロアは乗馬用バッグだったので、収納力が高いのが特徴。
かなり大きめとなっているので、旅行にも大活躍です。
エルメスの原点ともいえるアイテムですので、これを持っていればエルメス通だと思われるかも！
ケリー
引用元:《ケリー》| エルメス – Hermes | Hermès – エルメス-公式サイト
ケリーは、オータクロアを改良して作られたバッグです。
1935年に発売され、当初は「サック・ア・クロア」という名前でした。
オータクロアは正方形に近い台形ですが、ケリーは台形らしい台形といった形状。
バッグの口とフラップを止めるための鍵がついているのが特徴的です。
ベースはハンドバッグですが、専用ストラップをつければショルダーバッグにも。
フォーマルな印象で、特別なシーンに持っていきたくなりますね。
1956年、モナコ公妃のグレース・ケリー妊娠中のお腹をパパラッチからとっさにサック・ア・クロアで隠し、その写真が雑誌に掲載され、大きな話題となりました。
当時エルメスのトップだったロベール・デュマ・エルメスは、モナコ王室にかけあってバッグの名前をケリーに改称。
それをきっかけに、世界的に人気のバッグとなりました。
バーキン
引用元:バッグ《バーキン》| エルメス – Hermes | Hermès – エルメス-公式サイト
バーキンも、オータクロアを改良して作られたバッグです。
ケリーと同じく人名が名前の由来となっており、イギリス出身の女優・歌手のジェーン・バーキンからとられています。
ジェーン・バーキンは整理整頓が苦手で、籐で作られた籠を愛用していました。
彼女は籠の中に何も考えずに荷物をどんどんと放り込んで使っていたそうです。
1984年のある日、飛行機の中でたまたまエルメスの5代目社長のジャン・ル・デュマ・エルメスとジェーン・バーキンは隣の席に座りました。
デュマ・エルメスは、ジェーン・バーキンが使っていた籠を見て驚き、整理せずに何でも入れられる鞄をプレゼントさせてほしいと申し出ました。
そしてデュマ・エルメスは、オータクロアをもとにバッグ「バーキン」を作り、ジェーン・バーキンに贈りました。
彼女はこれをとても気に入り、どこに行くのにも持っていくように。
その姿が話題となり、エルメスの定番のバッグとなりました。
バーキンは長方形に近い形でマチも大きく、非常に収納力が高いのが特徴。
ジェーン・バーキンのように自由にいろんなものを詰め込んで、いろんなシーンで活躍してくれます。
カジュアルな印象が強いので、普段使いにもおすすめですよ。
ボリード
引用元:ヤフオク！
ボリードは、1920年に発表された歴史の長いバッグです。
ボリードの特徴は、ファスナーが使われている点。
今ではバッグや財布にファスナーが使われているなんて特に珍しくもありませんが、当時はとても画期的な商品でした。
エルメス3代目社長のエミール・モーリス・エルメスは、アメリカ軍が使用していたファスナーに感動し、特許を買い取りました。
そして、最初に作ったのがボリードです。
発売当初は当時の高級車から「ブガッティ」と名付けられましたが、1923年に現在の名前である「ボリード」に改称されました。
当時ボリードは非常に画期的で、ファスナー自体が「エルメス式」と呼ばれるほどでした。
現在ここまでファスナーが普及しているのは、エルメスのおかげなんですね。
ボリードは、丸みのある台形のフォルムが特徴です。
車で移動しても中身が飛び散らないようにファスナーを使って作られたバッグですので、ドライブデートにぴったりですね！
リンディ
引用元:Search Results | Hermès – エルメス-公式サイト
バーキンやケリーに次ぐ、新世代のエルメスを象徴するバッグといっても過言ではないのが「リンディ」。
2007年に発表された比較的新しいバッグで、ハンドバッグにもショルダーバッグにもなるユニークな作りが特徴です。
置いた状態だとボストンバッグのように四角く見えますが、ハンドルを持ち上げると中央がくぼみ、三角形のような形になります。
ショルダーストラップもハンドルに着けるので、やはり三角形のような形に。
これまでのエルメスのバッグはかっちりとした印象がありましたが、リンディはエレガントでありながらカジュアルさも兼ね備えています。
いろんなシーンで使うことができる、新定番アイテムです！
ピコタン
引用元:エルメス ハンドバッグ 《ピコタン》 | Hermès – エルメス-公式サイト
ピコタンは2003年に発売されたハンドバッグ。
2008年からは南京錠と鍵が付属するようになり、鍵をかけられるようになりました。
馬の飼い葉入れから着想を得た、立体感のある形状。
1枚皮を使用し、フチは切りっぱなしになっています。
ナチュラルでシンプルな雰囲気で、どんなコーデにも合いそうですね。
ガーデン・パーティ
引用元:エルメス ハンドバッグ 《ガーデン・パーティ》 | Hermès – エルメス-公式サイト
ガーデン・パーティは、1892年に発売された歴史のあるバッグです。
園芸用品を収納するためにデザインされています。
キャンバスタイプとオールレザータイプがあり、シーンやスタイルに応じて選択可能です。
スナップボタン式で開閉がスムーズ。
さらに、荷物の量に合わせたマチの調整もできます。
エヴリン
引用元:エルメス ハンドバッグ 《エヴリン》 | Hermès – エルメス-公式サイト
エヴリンは、1978年に発売されたショルダーバッグ。
これまでに3度リニューアルされています。
乗馬の伝統を継承したスポーティなバッグで、動きやすさが魅力。
ブラシなどの乗馬用品を乾かすために「H」の形の穴が開いており、一目でエルメスのアイテムだとわかります。
本来の乗馬用バッグは穴の開いた部分を身体側に身に付けますが、エヴリンは外から見えるように身に付けます。
乗馬用バッグを再解釈した遊び心を感じるアイテムです。
記事作成日:2021年5月18日
記事更新日:2023年6月20日
化粧品・香水・美容家電や美容関連グッズの買取はお任せください。
使いかけでもOK!細かな査定結果をご連絡します！詳しくはクリック！
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
